先日メインキャラのレベルが90になったので、ちょっとプレイ日記みたいなものを始めてみることにする。普通、こういうゲーム日記みたいなものはレベルが低いうちに勢いで始めてしまってレベルが高くなると共にゲームも日記も飽きて更新停止というのが常識だ。それをあえてレベル90になってから始めようというのには、これから先の地獄のようなレベル上げ作業において少しでもモチベーションを維持しようとの考えからである。
まぁ何はともあれ私のキャラの現在の姿を見てみよう。
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Lvl 90
Str 26
Dex 50
Vit 20
Int 101
Mag 130
Chr 10
このような感じである。装備はスケールメール、プレートレギンス、シャツ、シューズ。すべて店売り品。ホブークはカッコワルイので装備しない方針で。キャップは論外。あんなのを装備するぐらいなら死を選ぶ。杖は魔法成功+3 EXP+20の「レベル上げ用」とMS20の店売り品「パーティプレイ用」の2本。
さて、ある程度ヘルブレスを知っている人なら上記のステータスを見て「失敗作だろこりゃ」と思うに違いない。第一の疑問点がSTR26という数値である。普通のメイジは12か20、あるいは30だ。一応、この26という数字にはタージシールドを装備できて短剣を最速で振れるというメリットがあるのだが、ことレベル上げに関して言えば短剣を振れるのに意味などまったくといっていいほどない。まぁ序盤は短剣のおかげでラクできたが。後半のことを考えれば、これは上げるべきではなかった……。
第二の疑問がINT101というわけのわからん数字である。これが何かというと、つまりこのことこそが重要かつ狂気の発露である部分なのだが、私はこいつを195にしようともくろんでいるのである。要するにブリザードを撃ちたいのだ。
計算してみよう。
195-101=94。
レベルが一つあがるごとに3上昇するので、
94/3=31.33333333333
となり、レベルを32上げる必要があるという結論に達する。必要な経験値は、えーと。考えるのもイヤになるほどの途方もない数値だ。とりあえず、1000万あれば足りると思うのだが。
……え? 足りないって?
勘違いしてほしくないのは、私は当初このキャラをMAG200INT93の対人形DEXメイジにしようと考えていたのであって、決して最初からこのような形にしようとしていたわけではないのだということだ。なんといっても私がこのゲームを始めたときブリザードという魔法はまだ存在していなかったし、しかもそれがとんでもなく強い魔法だということなど考えもつかなかったのである。
……っていうか昨日初めてブリザード食らったんですよ、はい。何ですか、あのダメージは。一撃でこっちの体力半分以下ですよ? 死ぬだろ。つーか死んだよ。で、とにかくあんな凶悪な非人道的兵器は絶対に自分で使わなければならんと思い立ったわけですよ。憎いアレス人にあの魔法を思い切りブチ込んでやりたいという欲求に駆られたのですよ。いけませんか。
とにかくそのような次第で、レベル122になるまでの「やる気」を失わないために日記を始めたのであった。皆様、よろしくお願いします。特にレアアイテムくれる人よろしく。あぁ、あと「キャラを作り直せ」とのご意見は非常にもっともですが、きっぱり遠慮いたします。
レベル91になった。
先日のバージョンアップによって、もはやガーデンは地獄と化してしまったようだ。これまで我が物顔で庭を走り回っていた金鎧の高レベル戦士たちがバタバタと死んでゆくのを見るのは大変愉快である。
平和だったガーデンに地獄の混沌をもたらしたのはこの方だ。
Cannibal Plant。素敵な名前である。得意技は電撃10連発。HP500以上の戦士をも数秒で抹殺する凶悪な技だ。だが、どんな攻撃であろうとそれが魔法である限りProtection From Magicの盾を突き抜けるものではない。おかげで魔法使いにとっては(PFM戦士にとっては更に)庭はレベル上げに適した場所となったのである。
……が、トロルが湧いた場合はその限りではない。
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本日未明のことである。
ロッキーハイランドを歩いていると、いきなりダッシュしてきた羽兜戦士にイエーされた(殴られた)。ダメージ50オーバー、吹っ飛ぶ私。おいおい。いくらこのゲームにおいて他人をぶん殴るのが挨拶の代わりだとしても、これはちょっと痛いだろ。ヘタしたら一発で死ぬぞ。
そのまま何発もクリティカル挨拶を食らうのはごめんなのでとりあえず距離を置こうとする私。すると、羽戦士は「wait」と言う。またしてもこの手の輩か。私は心の中で「次におまえはspと言う」と予言した。……が、その予言はすぐに外れたのであった。羽戦士の次の発言は「lvl?」であった。
つねづね思うのだが、なぜ外人はやたらと他人のレベルを訊きたがるのか。中にはステータスや装備品までをも事細かに訊ねてくるヤツもいるし、一体そんなことを知って何の役に立つのかと不思議に思う。
そう思いつつも、まぁレベルを答えるぐらいなら大したことではない。少なくとも「zerk me」と言われるよりは。私は「91」と正直に答えてやった。すると羽戦士は「great」と言い、その発言が消えないうちに走りこんできてなぜか再びイエーを私に向けて放ってきた。ダメージ60オーバー。吹っ飛ぶ私。って、死ぬぞオイ。
「crazy」
私が言うと、羽戦士は「hahaha」と返してくる。笑い事じゃねぇぞコラ。次に斬られたらアイスストライクを撃ち込んでやろうと考えていると、彼はこう言ったのであった。
「testing new sword」
つまり私は試し斬りの試験台にされたのであった。見ると、彼の武器はライトエスフランだ。そんな物騒なものでメイジを斬るんじゃねぇ。私は英語でそう言おうとしたが、はて「物騒」は何と言えばいいのか、「terrible」が近いのかな。あれ、つづりはこれでいいのか? などと躊躇する始末。
そうこうするうちに羽戦士は「hahaha」と笑いながら駆け去ってゆくのであった……。付近のメイジを手当たり次第に殴りつつ……。
母さん、僕は戦士が嫌いです。