2002/12/02(月)
tomoeさんからEXP+20杖をもらいますた。ますた。ますた。いやはや、なんとも。ありがとうございます。これから先祖代々の家宝にいたします。まちがっても雑貨屋なんかには売りません。えぇ、まったくもう。鍛冶屋に売ってしまったらスミマセン。とりあえずログインするたびにrep+しておりますです。読者の皆様もしておくように。
で、さっそく青ポーション30個購入してPL骨ピットに向かったわけである。MS0なので、あまり滅多撃ちにはできない。スケルトンが3匹以上固まっている所を狙って撃つよう心がける。──と、やはり目に見えて経験値の上昇が早い。もちろん青ポの消費も早いが、時間だけの効率を見ればMS20杖よりこっちのほうが良さそうである。
そんな感じで順調に骨狩りを続けていると、いきなり一人のアレスメイジが「Low cp」と煽ってきたのであった。おまけに「go snake pit. low cp mage」の一言。私の持っている杖が魔法成功の杖だったため、CPの低い初心者だと思ったのであろう。ふざけてはいけない。これでもサークル9までの魔法成功率は100%なのだ。
私は「hahaha」と笑っておいて、魔法選択画面を出した。サークル4を開きっぱなしにしつつ、アレスメイジがEnergy Strikeを詠唱した瞬間にParalyze発動。すかさず相手に密着し、Summon Creature。一体めストーンゴーレム、二体めスケルトン。ハズレである。サイコロが出れば殺せたかもしれないのになぁ……と思っていると、なぜかアレスメイジはストーンゴーレムの攻撃2回で死亡。をいをい。
教訓:他人を煽るのはHP満タンにしてから。
2002/12/03(火)
このところめっきりレベルが上がらなくなってきたので、気分転換に戦士をやってみる。かなり前に作ったキャラで、一応レベルは51だ。長剣スキルのみ100%の、面白味も何もない純戦士である。こいつで何をしたいのかというと、一人でオーガを狩りまくってレアをゲトーしたいのだ。もう、骨ピットでゴミみたいな盾や短剣を拾うのはウンザリなのである。
ということで、何はともあれレベルを上げることにする。対人戦は最初から考えていないので、モンスターだけを殺せれば良い。それもオーガとウェアウルフだけを殺せれば良い。したがって魔法はいらない。とりあえずの目標ステータスは、STR130、DEX120、VIT50とする。レベル88でこうなるので、その後はVITを上げる方針で。
PLのゾンビピットでREP付セイバーを振り回していると、1時間で1レベルアップのペース。何も考えずにゾンビを狩り続けると、あっというまにレベル60オーバー。よくPLができたおかげでメイジのほうがレベル上げがラクになったなどと言う人がいるが、戦士のほうもかなりラクになっているようである。
武器をバスタードソードに換えたところでクレイゴーレムピットへ突入。将来の錬金材料のためにゴーレムパーツを集めつつ、おいしいところだけもらっていくコバンザメ戦法で経験値ゲット。一応、ちょっとだけ気を使ってアレス人の叩いているゴーレムを優先して狙う。──と、なにげなく拾った剣がクリティカルロングソードDD+5 REP+5! もうちょい早く拾わせてくれよ……。
しかし、ゴーレムピットで走り回っているとすぐにスタミナが切れる。仕方なく歩いて攻撃しに行くのだが、おかげでおいしいところを取りそこねたりドロップアイテムを拾いそこねたり、さんざんである。なるほどこういうときに戦士は「sp plzzzzzz」とメイジにねだるのだなと思いつつ、ためしに自分も言ってみることにする。言うのはタダなのだ。
当然と言うべきか、応じてくれるメイジはいない。そればかりか私の攻撃しているゴーレムに向けてEnergy Strikeを撃ってくる始末である。まさに「fuCkin' mage!」だ。おまけにその後、粘着アレスメイジにCloud Killを連発されて死亡するにいたっては「curse for all
mages!」と叫びだしたい衝動に駆られるほどであった。
まぁ、いつも自分でやってることなんだけども。メイジってムカつくよね、ホント。
あぁ、Liqueurはレベル107になりますた。
骨ピットでアレス人3名殺害。
2002/12/04(水)
プロミスランドで戦士キャラを育てていたところ、やたらしつこいアレスメイジに絡まれる。パラかけてサモン、パラかけてサモン。その繰り返しである。こちらも既にレベル65なので、オークやヘルハウンドごときでは死にやしない。サイコロはちょっと危険だが、二体以上呼ばれなければ大丈夫だ。そう思いつつ適当に召喚モンスターをあしらいながら狩りを続けていると、サイコロが三体連続で召喚され電撃死。フザケンナ。
やられたらやりかえす人間なので、とりあえず相手の名前をチェック。Liqueurでログインし、すぐさまPLへ。捜すまでもなく、彼は入口付近でSummon Creatureしていた。なにはともあれPFMをかけてF3に登録し、Poison cloudをF2に。そして、ひたすらPoison Cloud。相手がサモンしたらPoison Cloud、CureしたらPoison Cloud。走っているときにはCloud Kill。サモンクリーチャーは全部無視。
すると、どこからともなくエルバイン、アレス両国のメイジが集まってきていつのまにやら盛大なサモン&毒霧合戦。ときどき弱小戦士が巻き込まれて屍を晒す中、私は徹底して最初のアレスメイジを追い回す。時間にして15分ほども追い回しただろうか。自分で言うのも何だが、かなりの粘着である。
最後は回線落ちしたとおぼしき彼のログオフした場所にSummon Creatureしておき、ログインした瞬間にKill Cloudを発動して殺害。「何故そんなにしつこく追い回すんだ? そんなことしたってEKカウントつかないんだぞ」などと臆面もなく言い放つアレスメイジ。まったくもってそのとおりだが、おまえに言われたくないぞ。
こういうとき、英語で何と言えばいいのだろう。日本語なら「オマエモナー」で糸冬了なのだが。とりあえず「u too」で締めておいたものの、何かもうちょっと気の効いた言い回しがないものだろうか。
最近、決め台詞がほしいと真剣に考えているのであった。
2002/12/05(木)
ギルドメンバーのkyoukoさんから、クリティカルマインゴーシュDD+5 REP+7という一品を譲っていただき、これはさっそく試し斬りせねばなるまいと思い立つ。我ながら発想がメイジのそれではないような気もするが、なにしろオークションにかければ20kはくだらない代物である。どの程度の切れ味なのか見てみたくなるのが人情というものだろう。
ということで、以下に報告。
ちなみに現在のステータスは──
LV 107
HP 285
SR 26
DX 50
VT 20
装備品はスケールアーマー、プレートレギンス、シャツ、シューズ。盾はタージシールドを使用。(盾スキルは53%)。魔法なしで、正面から普通に斬りかかるものとする。
vsゾンビ
余裕で勝利。イエーなしでも10秒以内に撃破可能。イエー使用で2発+α
vsスケルトン
ゾンビよりDEXが高いため攻撃が回避しにくい。
が、HPが低いのでやっぱり楽勝。
vsゴーレム
土、石ともにイエーなしでオーケー。ただし、えらく時間がかかる。
イエーすれば5発で終了。
vsカエル
敵の攻撃はほぼ回避できない。
イエーを全弾(10発)撃ってピッタリ殺せる。ちとつらい。
vsヘルハウンド
近付いてしまえばカエルより弱い。
やっぱりイエー全弾放出で勝利。
vsトロル
つらい。一撃で30ダメージぐらいもらう。しかもほぼ回避不能。
イエーを全部ぶちこんでも倒れない。っていうか無理。
vsオウガ
はい、全然無理です。即死しました。
vsユニコーン
まちがって斬っちゃったよ。(しかもイエーで)。
それにしても一回斬ったぐらいでそんなに怒ることないだろうに……。
2002/12/06(金)
ミドルランドの蠍ピットで遊んでいると、いきなりアレスメイジに襲われた。Mass Chill WindからLightning Strikeの連発。人殺しの基本コンボ、いってみれば挨拶のようなものである。低レベルメイジならLSの3発ぐらいで死亡だ。が、あいにくなことに私のレベルは107である。一対一の戦いでBlizzardメイジ以外に負けることはまずない。
私は慌てず騒がずPFMをかけ、とりあえずEnergy Strikeを撃ってみてアレスメイジにもPFMがかかっていることを確認する。Meteor Strike以上の魔法を使えないメイジ同士の戦いでは、PFMをかけた後に取れる行動の選択肢は少ない。その中で比較的多くのメイジが選ぶ行動として、杖でイエー攻撃するというのがある。このPFM後に杖イエーをするメイジの心理はだいたいこんなようなところだろうか。
「へっへっへ、PFMかけて安全だと思ってやがるぜコイツ。オレの杖スキルはなぁ、100パーセントなんだよ! オラオラ!」
そして、彼らは得意げに杖でイエーしてくるのだ。私がヘルブレスをやっていて良かったと思うのは、まさにこの瞬間である。ライトエスショートソードに持ち替えてイエーを10連発する瞬間。あわてて逃げ出そうとしたアレスメイジの背中にイエーがヒットして吹っ飛ぶ瞬間。それこそが最高の至福の瞬間なのである。
で、今回もそのようにして愚かなアレスメイジを殺害したわけなのであるが(当然EKカウントなどつかない)彼は死んだあとで「your lvl?」と訊ねてきて、私が107だと答えると「どうしてキャップかぶってないんだよ」と言ったのである。それはつまり、キャップをかぶっていれば襲わなかったのに、ということなのだろうか。
私は彼の問いに対して「カッコ悪いから」と答えた。すると彼はこう言ったのである。「オレもそう思う」と。そして、彼のレベルを訊ねると90オーバーであった。なかなか話の合いそうな男である。残念ながら敵国人だが。
最後に彼は「次に会ったときは勝つぜ」と言って消えていったのであった。私の返事は間に合わなかった。私はこう言いたかったのだが。
「いやキミじゃ無理だから」
2002/12/07(土)
所属ギルドLe Manのオフ会が催された。その詳細については特に記すところはないのだが、オンラインRPGのオフ会にしてはやけに女性の出席者が多いのに驚いた。参加者全12名のうち女性が6名というのは、どう考えても少ないほうではないだろう。
そもそも私の所属するギルドには女性メンバーが多い。何故なのかは知らない。たぶん私の魅力のためであろうと思われるのだが、私は謙虚な人間なのでそんなことを口には出さない。
私たちのギルドメンバーを見るたびに「えぇなぁ」と言うプレイヤーがいる。「女の子が多くてえぇなぁ」ということらしい。わかりやすい人である。「うちのギルドにも女の子来てくれんかなぁ」と、口癖のように言っている。彼はギルドマスターなのだ。いったい女の子を増やして何をするのかは知らないが、とにかくストレートな人である。どうでもいいことを一つ付け加えておくと、彼は恐らく私(Liqueur)のプレイヤーも女だと思っているはずである。夢を持つのはいいことだ。
ギルドに女性メンバーを増やす方法として最も手っ取り早いのが「女性キャラを勧誘する」というやり方である。私はそんなことをした経験は一度もないのだが、少なくとも私自身いままでに10回以上は他のギルドから勧誘を受けている。もっとも、そのほとんどは私が現在のギルドLe Manに籍を置く前のことであったのだが、中には「今のギルドを抜けてうちのギルドに来ないか?」と持ちかけてくるような人もいて、非常に対応に困るのである。
ひどいのになると「二人で新しいギルドを作ろう」などと言ってくるヤツもいたりして、こいつは一体なにを期待してるのかと疑問に思ったりもする。しかもそのギルド名がSushi Loversとかいうふざけた名前だったりすると、どう返答したものやら困惑するしかない。
今日もまた、ミドルランドでアレス人と戯れていると、いきなり「オレのギルドに移籍しないか?」と言われた。いきなりである。突然。英語で言えばSuddenly。周囲に他のプレイヤーもいたので、私は最初それが自分に向けられたメッセージであることに気付かなかった。すると彼は私を名指しして「キミに言ってるんだ」と言うのである。私は即座に「no thanx」と返そうとしたのだが、それより先に彼は言ったのであった。
「うちのギルドにはメイジが一人もいないんだ。すごく困っている」
なるほど、確かに彼は金鎧戦士である。
「メイジなら他にもたくさんいますよ」
とりあえず、私はそう答えた。
すると、彼は言うのだった。
「いや、キミがいいんだ」
「どうして?」
「男より女の子のほうがいいから」
まさに直球勝負。もう少し工夫したほうがいいんじゃないのかとアドバイスしたくなるほどである。おまけに、彼はこう続けたのであった。
「オレのギルドにはレベル85以上の戦士が3人いる。キミを守ってあげられるよ」
いや、うちのギルドにはレベル100以上の戦士が5人ぐらいいるんですが。っていうか、私レベル107なんですが。
「ギルド脱退申込書も用意してある。さぁ今すぐオレ達に力を貸してくれ」
そりゃちょっと用意が良すぎるというか何というか、えぇと何と言って断ればいいんだ? ここまで押しの強い勧誘はさすがに初めてだぞ。
「キミの力があればオレ達のギルドでデーモンだって倒せるに違いない。キミだってレアがほしいだろ? デーモンは秘密の魔法書を落とすんだ。最高にクールな魔法だぜ。もちろん魔法書が出たらキミに譲るよ。そのかわり武器が出たらオレ達がもらう」
そりゃ確かにMass Fire Strikeの魔法書はほしいけども。デーモンだったら今のギルドで倒せるしなぁ。
「さぁ、もうオレ達のギルドに移る気になっただろ? yesと言ってくれないか?」
むむむ。どうすればこの強引な男を納得させる断り方ができるだろうか。私の貧弱な英語能力で。えーと、とりあえず──。
って、接続切れたよオイ。
2002/12/08(日)
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